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2024年3月

日々のCOLLAGE

これまで沢山の方にご愛用いただいている、si-si-siの

デニムジャケットN-603OWが、4月より上代が

税込価格¥26400となります。

今回は、4サイズともに同じ価格になります。

 

 

この形は、作り手も販売のお客様も日常に着れる

カジュアルなジャケットとして、長く慣れ親しんで

思い入れもある形です。

服作りを始めて25年になりますが、10数年続く

この形はもはやブランドの顔です。

 

アパレル業界では、コロナ騒動後の工賃と

生地の値上げ、附属の値上げ、人件費、高齢化、廃業

問題は、業界外の一般消費者からだと見えない問題は

価格の上昇となって表面化しています。

 

私たちも、お値段を抑える為に、日本以外での生産も

検討し何度も見本を作りました。

 

縫製技術は、中国でも同じ品質で作れることは

わかりました。

でも『安く作れる』ことが、私たちの販売の目的では

無くて、日本の縫製製品に誇りを持つことも大事

だと結論が出ましたので、一番長く続いている、この

ワンウォッシュインディゴブルーは、これまで通り日本製

で作ることにしました。

高くなったから要らないということが有れば、それは

これでは無くても良いということなんですから。

 

・ラグラン袖で肩周りが楽

・従来の襟のものとは違う、スタンドカラー

・ペプラムのような裾の切り替え

・横から手が入れられるポケット

・柔らかい

 

このデザイン要素は、これまで『デニムジャケット』と

呼ばれるジャケットと違い、Gジャンが着れなかった

私が『こうだったらGジャンて着やすいのになー』という

思いを込めて作った形です。

 

元々、20年前にセットインタイプのデニムジャケットを

赤いラベルのSI-HIRAIの時に作りました。

Gジャンが好きな平井が作ったそのジャケットは今より

しっかりと丈夫なデニム素材で、洗っていくと縦に色が

落ちていく、デニムを好きな人が好きな仕上がり。

それは、私には少し重く感じられたので、数年後に

si-si-siを始めてから、軽くて柔らかくて気兼ねなく

ザブザブ洗え、毎日着れるデニム素材のものが

あれば、とずっと考えていました。

そして、私たちが作るなら、『身体に優しいアジアの

服の要素を取り入れたい』そんな沢山の思いを

形にしたのです。

 

お陰様で、一度着ていただくとセットインの洋服的な

作りとはまた違う、ラグラン袖の開放的な楽さ加減に

気がついてくださる方が多いので、作って良かったと

実感しています。

これからも、どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

日々のCOLLAGE

京都  Pyracanthaのイベントのお知らせです。

2024 春の服・展示販売会

3月25日月曜・26日火曜

時間は、Pyracantha・Instagram→click(mayonakano_

passage)でご確認ください。

 

 

 

いつも作っているデニムジャケットの、後ろの裾に

使っている革パッチは、アトリエで平井が手切りで

1枚1枚カットしています。

そのカットの際に出る革の残りを使い、これまで

集めた小さなパーツを組み合わせて作った、色々な

アクセサリーをこの展示販売会の為に、ご用意して

います。

わたしは『幸せのお札』と密かに呼んでいます。

湯屋で千尋が釜爺に渡すお札のことです。