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日々のCOLLAGE
SIETSISISIの6月の営業日は、25日木曜・26日金曜・27日土曜です。
2020-21AWsi-si-si comfortの大阪での展示会は、昨日で終了しました。
資料が必要な方へは、発送済みなのでまだ届いていない方がいましたら
お知らせください。
大阪での展示会にご来場いただきましたお店オーナーの皆様、ありがとう
ございました。お会いできて、良かったです。
お会いできなかった方々も、また次回お会いできる時まで、お身体に気をつけて
お過ごしください。
今お店はお休みしていますが、事務的な仕事があるので、これまでと
変わらず毎日出社しています。
いつもより少し早めに終わったりしながら過ごしていますが
『そのうちにそのうちに』と思っていたことのあれやこれやを、この自粛期間に
一つ一つ片付けていってます。
コロナのおかげで、いつに無く家が片付いてます。
ずっと出来なかった大きい鉢植えの植え替えや、放っておいた山の家の
メンテナンスなど、外での作業が多く、お天気の良い日が続いていたこともあり
既に夏前なのに、日に焼けて芳ばしくなっています。
山の家は、先輩が遊びに来たいと言ってくれているので、慌ててペンキを塗ったり
ベランダの木を入れ替える為に材木を買い込んだりしています。
でもまだまだ進まないので、当分呼べそうもありませんね。。。
あ、屋根のアクリルは枯れ葉が腐りボロボロになったので、大工さんが来て
くれることになっています。
これもキリが無くて。。一体いつ終わるんでしょうね。。。
『そのうちにそのうち』の中で、一番気になっていたことがあるんです。
子どもがまだ小さい時に撮ったビデオテープを、CD-Rに焼き直しておくことです。
テープはいつか見れなくなるからと言われていますもんね。
それが出来たのでやっと肩の荷が降りました。
そこには、20年前の自分たちの姿と、今の姿からは想像が出来ない小さい子どもの姿。
このご対面はなんとも言えない気持ちになりましたね。
時間の流れは確実にあるんですヨ。。
いつも振り返って観てると、こんなに感慨深くも無いんでしょうが。。
(ここでエレカシの『風と共に』でも聞いてみて)
これはもう『人間USB』が出来上がるまでです!そして、今度新しいものが
出来たら『続・人間USB』だわ!と考えるオカンであった。。
この状況下で無くても、丁度母の亡くなった歳になったことで『やり残したことが
ない様に』『後で娘が困らない様に』と考えることが多くなっていましたし。。。
実行はまだまだですけど。
わたしたち夫婦の5月25日の銀婚式も、おかげさまで家族3人と犬一匹無事に迎えられました。
天から降って来た外出禁止例も、普段と変わらずで犬もいつも一緒だし
『ペッピーノ一座』な私たちにとっては、今のところあまり影響が無いのが幸いです。
そんな中、何より嬉しかったのは、ソーイング本の発売です。
文化出版局から発売になった『ひとつの型からふたりが作る服』というタイトル
は、これまでの仕事をまるでずっと見てきたかの様に名付けてくれたタイトルです。
新しい形を作るのは平井が、それをどうアレンジするかをわたしが考えるという作業は
20年間いつも自然にしてきたことです。
新しい形は、たまに作るんですけど、あるものをアレンジして平井を驚かすというのが
醍醐味なんですよね〜1本あり!的な?
これはたぶん主婦感覚というか、お料理に近いことかもしれないですね。
一人の人の中には、いろんな生活シーンがあるので1枚の服を何通りにも着れる方が
お得だなーとか考えるのも好きです。
現実的な、ストリートカジュアルがずっと好きだったので、デザイン学校でもわたしは
浮いていたと思います。
ソーイング本のアートディレクションは、平井の熱いリクエストでトリトングラフィック
さんにお願いしてもらいました。
しっかりと練られた構想を、一つ一つ作り上げていく現場の撮影風景が印象的でした。
例えると、美術学校のデッサン風景にも似た静かでほんの少し緊張感もあって、でも息苦しく無く。。
みんなが集中している時間を側で見るって〜贅沢ぅ。
いつもの仕事の中で何かをするとなると、ワンオペなので1〜10まで自分でしないといけないで
すから、なるべく簡単に簡単にとなってしまいがちです。
次の日々コラは、ソーイング本の中身のことについて書きますね。