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日々のCOLLAGE
毎度お馴染みの、si-si-si comfortのデニムジャケットN-603OWが上がってきました。
各お店様へ発送しております。
ピンクな文字の『天然生活』さんにもチバユカさんの写真が、掲載されていますので、良かったらご覧くださいませ。
このデニムジャケットは、デニムジャケットといいましても、ゴワゴワと馴染むまで時間が掛かるデニム素材ではありません。
なるべく早く自分好みになる様に、軽めの洗いを掛けてもらっています。
カタチの1番の特徴は、手の短いわたしが、欲しくても手に入れることのなかった、セットインのデニムジャケットの形を、手が短いというコンプレックスを克服する為、デニムジャケットを着たいという個人的な欲望の為。。。に考えた、珍しいラグラン袖なのです。
昭和生まれの首も短かさも、コンプレックスと言えばコンプレックスです。
襟があるとその襟をどう配置するか、すごく気にしてしまいました。
立てるのか、折るのか。。。それならいっそ折れる襟は無くして、スタンドにしてしまおう〜と思いました。
『絶対に無いもの』かどうかは、調べたことが無いので知りません。
でも、この形になるまでの経緯は、私だけの特別な『理由』なのです。
そして、忘れてはいけないもう1つ大事なことは、90年代に憧れだった西洋文化とアジアのミックスされた文化『コロニアル』な味付けとして、沢山付けた釦。
イギリス統治時代の香港、エスカレーターをいくつも登り、急な階段を上がったところに、今もある白いペンキのアパート(6年前に行った時は、有りました)『憧れ』に貪欲な時期が、振り返ると眩しですね。
その憧れの理由は、もっと長くなりそうなので、また今度にしときます。
世の中に、服は有り余るほどありますが、理由があって生まれたものが、どれだけあるでしょうか?
誰かが何かの『理由』があって作っていると思います。。そうであって欲しい
わたしのデニムジャケットの物語が、誰かと共有出来るものだったら、嬉しいですね。
ものを選ぶ理由も、同じことだと思います。
A子さんとB子さんは、同じものを着ていても、手に入れるための理由は、それぞれ違います。
服だけではありませんね。
ひとつひとつ理由があれば大切に使いますよね。
鳥の『ドードー』は、人間によって絶滅しました。
これは、乱獲というよりしょうがなくかもしれませんが。。安いからという理由であれもこれも手に入れるより
自分なりの理由があって、手元にあるというもの達に囲まれていると、割と快適だと思いますよ。