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ランランから学ぶ
2016年6月14日の繊研新聞のスクラップです。
19世紀後半に活躍した、テニスプレーヤー『スザンヌ・ランラン・
コート』について書かれた記事を、読み返しました。
コルセットから解放されて、腕を出し足を出しコートで
ラケットを振る、ランランの写真は今でこそ普通な姿です。。
(今は、逆に日に焼けないように、サングラスにマスクで
誰がしているか解らない)
テニスの凄腕もさることながら、当時の服装に関する周囲の批判
をものともしないランランは、素敵。
ランランの言葉を抜粋すると『自由な動きを妨げないこと』
『こぎれいであること』『スタイルが重要であること』
1920年代といえば、シャネルを筆頭にモンパルナスのキキなど
歴史に残っている改革・変革の有名な人は多いですね。
嫌われようとも、それまでの女性『らしさ』を変える強い人の
出現時代です〜
この『嫌われる』というのが、ポイントだと思います。
『嫌われる』の反対は、『好かれる』です。
みんなに好かれる?は、難しいです。
変な格好!と言われても、必ず『私は好きだけど』という
現象が起こるんです、不思議なもので。。。
生きにくい時代とか、生きにくい日本、と言われますが
みんなに好かれることが基準だと、息苦しくそうなってしまうと
思います。
格好くらい、誰にも迷惑を掛けていなければね〜という
諸先輩方に見習いたいですね。
ランランには『婦人たちのためのテニスの装い』という手記が
あるそうですヨ。
今日から3月です、春風が心地いいですね〜