HERRING BONE というのは、魚の背骨みたいな織り組織のことです。

斜め方向に引っ張ると、適度に歪み、強い力が加わると、（例えば肘や膝など）

ポッコリと形が出てたりしますが、烝気を当てると元どおりになります。

冬に限らず、春夏の素材の綿や麻でHERRING BONEというこの魚の背骨みたいな

織りのものがあります。

しっかりと頑丈で、たとえ機械で作られたものでも、ぬくもりが伝わります。

美味しいおやつを持ってきてくれたので、無理やりインスタントモデルを

してもらいました。

WOOL LINEN HERRINGBONE COAT 17-AW028L

前を止めるボタンも無い、シンプルな羽織ものですが、丈の長さと

動いた時に解るボリューム感が、華やかなのでシンプル過ぎません。

私は、体型には人に負けないコンプレックスの数保持者です。

でも、それを補うようなことは、かえって見る方も着る方も心地よく無い

という考え方なので着る方の体型に合わせて、柔軟に寄り添うような

ものが好きです。

この素材、大きいアクセサリーや天然石のリングと相性いいんですよ。